中国が日本から学ぶべきことは多い、日中友好をタブー視してはならない―中国紙

Record China    2014年4月19日(土) 21時6分

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18日、中国紙・環球時報は、中国は多くを日本から学ぶ必要があり、日中友好を大切にすべきだと主張した。資料写真。

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2014年4月18日、中国紙・環球時報は「中国は多くのことを日本から学ぶ必要がある、日中友好を大切にすべき」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

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1950〜60年代、日本と中国は敵対関係にあった。しかし、両国国民による草の根交流は続き、1972年の日中国交正常化につながった。日中共同声明と日中平和友好条約を基に、両国の友好関係はその後40年間続いたが、2012年9月の日本政府による尖閣国有化により、今も硬直状態が続いている。

この状況を打破するには、40年以上も前に締結した日中共同声明や日中平和友好条約を含む「4つの政治文書」の見直しが必要だ。日中関係の基礎となるこれらの文書を見直し、改正することで、両国政府間の信頼関係を再構築することができる。

最近、日本と中国では「日中友好」がタブーになっている。だからこそ、日中友好の重要性を強調したい。歴史問題で中国を刺激するような姿勢を示す安倍政権に対し、日本社会ははっきりと抗議すべきだ。中国は改革開放の過程で日本が助けてくれたことを忘れてはならない。

中国の経済規模が日本の2倍になったといわれているが、国民1人当たりのGDP(国内総生産)は日本の5分の1でしかない。中国はまだ多くのことを日本から学ぶ必要がある。だからこそ、日中友好は重要なのだ。(翻訳・編集/本郷)

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