Record China 2021年1月4日(月) 19時20分
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日本の高校サッカーのある劇的な試合が中国で紹介され、話題になっている。
2日に行われた第99回全国高校サッカー選手権の2回戦、藤枝明誠(静岡)対新田(愛媛)の試合。新田は前半7分に意表を突くロングシュートで先制すると、同20分にはミドルシュートが相手DFに当たりゴールに吸い込まれ2点をリードする。
しかし、同26分に新田に退場者が出ると、藤枝明誠が一気に攻勢に出る。前半アディショナルタイムに1点を返すと、後半28分に追加点を挙げて同点とする。そして、同40分にゴール前の混戦から逆転弾をねじ込み、藤枝明誠が3-2で勝利した。
中国のスポーツメディア・新浪体育の微博アカウントは「日本の高校サッカーで名勝負が出現!。0-2と新田にリードを許した状況から、藤枝明誠が3点を奪い返し逆転、試合終了1分前に決勝点!!」と報じ、試合展開を紹介するハイライト動画を掲載した。
中国のネットユーザーからは、「なんという壮絶な試合」「レベルが高いと言わざるを得ない」「これが高校生というのだから驚き」「日本のスポーツの雰囲気がうらやましい」といった声が寄せられた。
また、自国と比較する声も多く、「中国スーパーリーグよりおもしろい」「だから、中国サッカーが何をして良くなるというのか。まったくあり得ない話だよ」「サイドからのクロスの質が非常に高い!。選手たちの技術は確かだ。国内のプロ選手で技術がある選手なんて何人いるか…」「選手一人ひとりが基本的な役割をこなしつつ、チームとして協力する力がとても強い。これで2回戦だなんて!。振り返って国内の同年代の選手たちは…ははは。ピッチで暴力を振るったうえに悔い改めもしない」「ほかのことはさておき、このグラウンドの状態よ。中国とは同じ次元にない」「過去にも勝てず、今も勝てず、そして高校サッカーのレベルを見て将来も勝てないと確信」といったコメントが寄せられている。
中国ではサッカー熱の高まりと裏腹にリーグや代表の強化が進んでいない。また、プロアマ問わず試合中の危険なプレーや暴力的なプレーも後を絶たず、ファンからたびたび厳しいバッシングを受けている。専門家やファンの間では、強化のモデルとして日本の高校サッカーに注目する声も少なくない。(翻訳・編集/北田)
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