Record China 2020年12月31日(木) 7時20分
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中国国営新華社通信系の参考消息は30日、「中国エコカー市場で韓国メーカーの存在感は薄い」と韓国メディアが嘆いているとする記事を掲載した。
記事によると、韓国メディアのTHE GURUは27日、「今年急成長した中国エコカー市場を分け合ったのは、低価格モデルを前面に出した地元メーカーと現地工場を建てた米テスラだ。対照的に、韓国の現代自動車と起亜自動車の現地市場での存在感は微々たるもので、ホンダやトヨタ、フォルクスワーゲンにも押されている」とした。
THE GURUは中国自動車流通協会(CADA)のデータを引用し、11月に中国で最も多く販売されたエコカーは上汽通用五菱汽車の低価格EV「MINI EV」の2万8246台で、今年上海工場の稼働を開始したテスラの普及型EV「モデル3」も2万1604台を販売して追いかけたと伝えた。
さらに、「テスラを除く外資系合弁会社はエコカー市場で大きな戦果を挙げられなかった」とし、11月のエコカー販売台数トップ10のうち7つが中国国産のモデルで、3位が比亜迪(BYD)の「漢」で1万105台、4位が長城欧拉の「黒猫」で9463台、5位が奇瑞の「eQ1」、テスラを除いた外資系エコカーでは、広汽ホンダの「アコード ハイブリッド」が4827台で7位、一汽トヨタの「アバロン ハイブリッド」が3653台で10位だったと伝えた。
韓国メーカーについては、「現代・起亜自動車は劣勢に立たされている」とし、「北京現代と東風悦達起亜のエコカーモデルの販売順位は最高でも40位(現代のソナタ・ハイブリッド、11月436台、1~11月累計1371台)で、実質的に存在感がない状況だ」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)
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