人民網日本語版 2020年12月30日(水) 10時40分
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中国科学院深海科学・工程研究所によると、同研究所の李松海氏の研究チームは昨年4−5月、南シナ海北部海域の深海潜水及び遠洋鯨類科学調査任務において、3頭の神秘的なアカボウクジラ科のクジラを発見した。
中国科学院深海科学・工程研究所によると、同研究所の李松海(リー・ソンハイ)氏の研究チームは昨年4−5月、南シナ海北部海域の深海潜水及び遠洋鯨類科学調査任務において、3頭の神秘的なアカボウクジラ科のクジラを発見した。イチョウハクジラまたはデラニヤガラオウギハクジラと大まかに判断している。中央テレビニュースが伝えた。
そのどちらであっても、人類はこれまで海でその生きた個体を確かに観測したことがなかった。これらの動物への理解は、少数の座礁し死亡した個体に対する認識に基づくものに過ぎなかった。今回は、その生きた個体が初めてはっきり目撃された。
李氏のチームはこのほど学術誌「Integrative Zoology」(電子版)に研究論文を発表し、世界で初めてこうした神秘的なアカボウクジラ科の体の色、傷跡模様、水面での行動を記述した。(編集YF)
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