「韓国国会議員の考えは正常ではない」=韓国で広がる“漢字放棄”に専門家が警鐘―韓国紙

Record China    2014年4月9日(水) 10時58分

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8日、韓国・ソウル経済の報道によると、同国国会運営委員会は同日、国会のロゴマークと旗の表記に関して、漢字の「國」をハングルに変更することで可決した。韓国国内で漢字を使用しない動きが広まっている。写真は韓国・ソウル。

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2014年4月8日、韓国・ソウル経済の報道によると、同国国会運営委員会は同日、国会のロゴマークと旗の表記に関して、漢字の「國」をハングルに変更することで可決した。2013年には国会の議長のネームプレートもハングルに表記が変わるなど、韓国国内で漢字を使用しない動きが広まっている。これに対し韓国の専門家は警鐘を鳴らしている。9日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国国会議員の中には、「ハングルに変えることで、ハングルの独創性や優れた点を示すことができる」との意見も聞かれている。

一方で、反対の声も上がっている。朝鮮日報によると、韓国全国漢字教育総促進会の陳泰和理事長は、「韓国国内で、ハングルだけが韓国の文字だと考えている人がいるが、漢字の使用放棄は韓国の伝統文化を根本的に破壊することに等しい。漢字が外国の文字だというなら、なぜ韓国の戸籍はすべて漢字なのか。韓国国会議員が朝鮮半島で数千年にわたり使用してきた漢字を放棄することは正常な考えではない」と指摘している。

報道によると、ある調査では、89.1%の韓国人が小学校での漢字教育再開を望んでいるが、韓国での漢字放棄は一時的なものではなく、すでに後戻りできない流れを形成しているという。(翻訳・編集/内山)

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