2014年4月7日、韓国の李丙［王其］（イ・ビョンギ）駐日大使はソウルでメディアの取材に答え、従軍慰安婦問題をめぐる日韓局長級会談について「議題は慰安婦に限る」と表明した。中国新聞社が伝えた。

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李大使は現在の日韓関係について「両国は北東アジアの平和と繁栄実現のため、ともに努力するパートナーだ。共通の利益は少なくないものの、十分な成果は得られていない」と語った。安倍晋三首相が「河野談話」の精神を引き継ぎ、日米韓首脳会談があったことで、日韓関係も緩やかに回復していると述べた。

さらに、李大使は最近の関係悪化について「日本側が歴史をわい曲し、侵略の過去を深く反省していないことが原因だ。しかし、中には良識ある政治家も存在する。政府はさまざまなルートを通じ、日本に誤った考え方を改めさせるよう努める方針だ」と話した。

また、安倍首相がまた靖国神社を参拝するようであれば「首脳会談の開催は難しい」とも述べた。（翻訳・編集/AA）