北京の物価は高すぎる!外国人も不満気―ドイツ紙

Record China    2014年4月6日(日) 15時51分

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4日、北京では近年、絶えず物価が上昇しており、市民の生活を苦しめている。現地住民だけでなく、外国人も不満を漏らしている。写真は北京在住の外国人。

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2014年4月4日、中国紙・参考消息(電子版)によると、ドイツ紙ディー・ツァイトは2日、「北京での生活は高すぎる」と題した記事を掲載した。現在、北京市の1人当たりの平均月収は約5000元(約8万円)。最低賃金は1400元(約2万2400円)から1560元(約2万4960円)に引き上げられた。しかし北京では近年、絶えず物価が上昇しており、市民の生活を苦しめている。

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中国政府が発表したインフレ率は2.6%。一見高くないように見えるが、全国平均の数値であるため、北京ではさらに大きな数字となる。北京市郊外では600ユーロ(約8万4000円)の3LDKの家賃も、市中心部では2倍の値だ。食品価格はドイツの大都市と大差なく、中レベルの店で食事をするのにも4〜8ユーロ(約560〜1120円)かかる。

毎年最低賃金の引き上げが行われているが、中国では沿海部と内陸部の収入差が大きいため、全国統一の最低賃金が定められていない。実際には北京の人口約2500万人のうち、200万人の収入が最低賃金を下回っている。そのほとんどが出稼ぎ労働者で、日雇いや親戚からの援助で生活している。

物価の高さに困っているのは現地の人だけではない。北京で仕事をする外国人も高すぎる生活費に嘆いている。外国人にとって、北京はアジアで2番目に生活コストの高い都市となっている。(翻訳・編集/藤)

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