Record China 2014年4月5日(土) 23時50分
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3日、英紙は2005年に脱北した元北朝鮮情報部員の証言として、故・金正日総書記が生前、2度の暗殺未遂と2度のクーデター未遂に遭ったと伝えた。写真は平壌。
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2014年4月3日、英紙デイリー・テレグラフは、北朝鮮の故・金正日(キム・ジョンイル)総書記が生前、2度の暗殺未遂と2度のクーデター未遂に遭ったとする元北朝鮮情報部員・K氏の証言を掲載した。4日付で南京日報が伝えた。
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2005年に脱北したK氏によると、2度の暗殺未遂は金正日氏が総書記に就任する以前に発生。1度目はライフル銃を持った男が金正日氏を射殺しようとしたが、引き金を引く前に取り押さえられた。2度目は金正日氏の移動する車列に20tトラックが突っ込んだ。大破した車には金正日氏は乗っておらず、事なきを得たという。金正日氏が長距離の移動に列車を利用するようになったのは、2度目の暗殺未遂の影響だ。
2度のクーデターは総書記時代に起こったが、いずれも失敗。1度目は北朝鮮の高官が在北朝鮮ロシア領事館の砲撃を計画、ロシアの軍事介入をもくろんだ。2度目は北朝鮮東北部の部隊による平壌の主要施設へのミサイル攻撃計画だった。K氏によれば、このクーデターの計画者はロシアのフルンゼ陸軍士官学校の卒業生だという。金正日総書記は1994年に同士官学校卒業生の北朝鮮政府関係者に対する粛清を行っており、K氏の証言を裏付ける事実となっている。(翻訳・編集/本郷)
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