2014年4月2日、チャリティー組織「壹基金（One Foundation）」主催のイベントに俳優ジェット・リーが出席。親交の深い俳優ウェン・ジャン（文章）の不倫騒動について、完全黙秘の姿勢を貫いた。新浪網が伝えた。

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ジェット・リーが代表を務める壹基金主催のチャリティーイベントが2日、浙江省杭州市で開催された。この日のイベントは、中国の電子商取引最大手アリババ（阿里巴巴）が運営するチャリティー基金会から、壹基金へ寄付が送られるセレモニーをメーンにしたもの。壹基金による自閉症の子供を援助するプロジェクトに向けて、アリババCEOのジャック・マー（馬雲/マー・ユン）氏から100万元（約1700万円）が贈呈された。

ジェット・リーは、2009年の映画「海洋天堂」で共演した若手演技派俳優のウェン・ジャンと、映画をきっかけに意気投合。その後、「白蛇伝説」「ドラゴン・コップス−微笑捜査線−」と共演作が続き、ジェットはウェン・ジャンを「義理の息子」と認めるほど親交が深い。そのウェン・ジャンにこのほど、女優ヤオ・ディー（姚笛）との不倫騒動が起こり、妻で女優のマー・イーリー（馬伊[王利]）と離婚するのか？と世間の関心が集中している。

この日のイベントに出席予定だったウェン・ジャンだが、急きょ欠席を発表。ジェットたちは「今日は話をしない」と書かれたマスクを着用して登場した。本来はイベントのテーマに基づいて用意されたものだったが、「義理の父親」として質問攻めに遭うはずのジェットとしては、タイミングよく回避している。

アリババのマーCEOは記者の質問に対し、ウェン・ジャンが「海洋天堂」で自閉症の男性を好演し、世間に自閉症について広く知らしめた功績に言及。「過ちは誰でも犯すし、ウェン・ジャンも普通の人間」と話し、世間が寛容な目で見てくれるよう求めている。（翻訳・編集/Mathilda）