習近平主席がドイツ訪問で手に入れたい5つのものとは?―ドイツ紙

Record China    2014年4月1日(火) 6時33分

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28日、中国の習近平国家主席はこのほどドイツを訪問したが、中国がドイツに求めているものは何だろうか。写真はドイツ・ベルリンの国会議事堂。

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2014年3月28日、ドイツ紙フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥングは、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席がドイツを訪問し、ガウク大統領やメルケル首相と会談したことに関連し、中国がドイツに求めているものを指摘した。30日付で中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。

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中国との交流で、ドイツ経済界が求めるものは新たなマーケットであり、ドイツ政界が求めるものは北朝鮮やシリア、イラン、ロシアなど“不安定な行動”を起こす国とのコミュニケーションや地球温暖化問題など大国としての国際的な責任だ。一方、中国は何を求めているのか?それは次の5つである。

1.技術

中国はドイツの先進的なテクノロジーに興味を示しており、その見返りとして巨大なマーケットを提供しようとしている。

2.高付加価値を生みだす機器・設備

中国は自国製品をより優れたものにしようとしており、そのための機器・設備を必要としている。中国は世界最大の機器・設備生産国ではあるものの、品質という観点から見ればドイツとは比べ物にならず、中国がドイツから輸入する専門機器・設備はますます増加している。

3.超一流のブランド

中国はドイツ自動車産業にとって最も重要な市場だ。フォルクスワーゲンが販売する自動車は4台のうち1台は中国市場で売れている。中国人はドイツの品質や技術、特にドイツのブランドイメージに大金を使う意向を持っている。

4.クリーンな環境

中国人は悪化する環境汚染に大きな不満を抱いており、中国はドイツの経験と技術を必要としている。

5.尊重

習主席は「友好は尊重、信頼、寛容の基礎の上に成立するが、国家の交流もまたしかりだ」と語っている。(翻訳・編集/HA)

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