コービーは引退後の準備、シャックはグーグル株主…NBAスター選手はビジネスでも好プレー―中国メディア

Record China    2014年3月29日(土) 16時55分

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27日、NBAのスター選手はビジネスでも成功している。写真は元NBA選手の姚明。

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2014年3月27日、米国プロバスケットボール協会(NBA)のスター選手、コービー・ブライアントは引退後に向け着々と準備を進めている。ブライアント選手がこのほど取材に答える中で述べたところによると、自分の名前を冠した有限会社を設立しており、ボディアーマーというスポーツドリンクのメーカーに投資する計画もあるという。新京報が伝えた。

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ブライアント選手は2013年4月、リーグ戦で左足アキレス腱を断裂し、長い療養生活に入った。「自分のブランドを持ちたい。スポーツ産業に挑戦し、スポーツ産業の定義を新しくしたい」と語り、新事業を展開したいこと、他企業に投資する機会をうかがっていることを明らかにした。そのため療養期間中に大学でビジネスのカリキュラムを聴講している。

ボディアーマーは2011年に発売され、過去12カ月間の売上高は1000万ドル(約10億2000万円)に達した。過去2年間はいずれも売上高が倍増している。米経済誌フォーブスによると、ブライアント選手の投資額は400万〜600万ドル(約4億1000万〜6億1000億円)に上るとみられ、投資が完了すればブライアント選手はボディアーマーの3番目の株主になる。

NBAはもともとビジネスの色合いが強いスター連盟だ。1980年代以降、コミッショナーのデビッド・スターン氏がNBAパッケージをテレビの人気スポーツに押し上げるとともに、NBAのビジネスバリューの開発に着手した。92年には名選手を集めたドリーム・チームがバルセロナ五輪に出場し、NBAのビジネス的な魅力が世界に波及するきっかけとなった。こうした環境の中で育ってきたNBA選手たちは、自身のビジネスライフに強い関心を抱いている。

伝説のセンターと言われるシャキール・オニールはグーグル創業時の株主の一人で、100万株の創業者株式を保有する。オニールは米メディアの取材に答える中で、グーグルに投資したのは親戚に勧められたからで、自分でもいろいろ検討してみたところ非常に潜在力が高いと思われたため、投資を決めたと話している。オニールは科学技術ベンチャープロジェクトにも関わっている。

オニールに限らず、マイケル・ジョーダンやアーヴィン・“マジック”・ジョンソンも相次いで自分のビジネスを始めている。

▽シャキール・オニールはグーグル創業時の株主

オニールは05年、マイアミ・ヒートに移籍してまもなく、看板に自分の名前が入ったジムとレストランを多数開業させた。09年には持続可能なエネルギーの会社も設立した。グーグルの創業者株式100万株を手にしているとされ、時価総額は11億5700万ドル(1183億円)に達する。

姚明は合衆思壮67万5000株を保有

10年4月2日、科学技術の北京合衆思壮科技株式有限公司が深セン証券取引所の中小企業ボードに上場し、元NBA選手の姚明(ヤオ・ミン)は5番目の株主になった。非流通株67万5000株を保有する。同社は昨年、5000万元(約8億2000万円)の損失を出したが、姚明が保有する株式の時価総額は1341万2200元(約2億2000万円)に達する。

▽マジック・ジョンソン、スタバと合弁会社

マジック・ジョンソンは92年に引退すると、ロサンゼルス・レイカーズの株式を手に入れ、同チームのオーナーの一人になった。設立したジョンソン・デバロップメント・コーポレーションの傘下には、マジック・ジョンソンシアター、ラスベガスの子会社、カリフォルニア州の退職金関連機関と合弁で設立した子会社、スターバックスとの合弁会社などがある。

▽マイケル・ジョーダンはボブキャッツのオーナー

マイケル・ジョーダンはライセンスビジネスのお手本だ。バスケットボールシューズ「ジャンプマン」を開発し、ジョーダンを広告に起用したことで、ナイキは破産の危機を回避することができた。その見返りとして、ナイキは製品にジョーダンの名前を冠し、「エア・ジョーダン」が誕生した。現在、ジョーダンブランドの製品にはバスケットシューズ、バスケットウェア、レジャーウェア、フォーマルウェア、関連製品などがある。ジョーダンはシャーロット・ボブキャッツの筆頭オーナーでもある。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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