Record China 2020年11月26日(木) 16時20分
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中国メディアの新浪財経は24日、中国高速鉄道が日本と比べて優れていることが3点あると主張する記事を掲載した。写真は高速鉄道。
中国メディアの新浪財経は24日、中国高速鉄道が日本と比べて優れていることが3点あると主張する記事を掲載した。
記事は、高速鉄道の分野において「日本は野望を抱いている」と指摘する。「10月23日に開かれた国際標準化機構(ISO)の会議において、日本は自国の鉄道技術を国際標準化する意向を示していた」と説明。「現在、世界の一般的な高速鉄道メーカーは欧州基準に基づいて高速鉄道を生産しており、コストを自ら決めることが難しいという。つまり、ひとたび日本の鉄道技術が国際標準化されれば、この分野における日本の優位性は大きく増すことになる」と述べた。
また、「知っておかなければならないのは、高速鉄道市場の潜在力は巨大であり、これも日本がこの分野でのトップの地位を手放したくない理由であるということだ」とし、欧州鉄道産業連合(UNIFE)による、2025年までに世界の鉄道市場規模は年間2040億ユーロ(約25兆円)に達するとの予測を紹介した。
その上で、「現在、高速鉄道は中国の『黄金の名刺』の一つとなっており、わが国が高速鉄道建設の先進技術を持っていることなどから、これまで日本のサプライヤーは中国企業に負けていた」と主張。例として、中国が日本と争った末にインドネシアのジャカルタ高速鉄道を受注したことを挙げた。
そして、高速鉄道の分野で日本よりも中国が優位性を持っているポイントとして、「さまざまな地形、環境での高速鉄道インフラ建設に対応できる経験と能力」、「独立した基準を持つ高速鉄道技術体系」、「コストパフォーマンスの高さ」の3点を挙げた。(翻訳・編集/北田)
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