2014年3月24日、アジアを代表する映画の祭典の一つ、第38回香港国際映画祭が香港で開幕。開催中には、アジア映画を対象とした第8回アジアン・フィルム・アワードの授賞式も行われる。網易が伝えた。

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24日から来月7日までの日程で開催される。今回は56カ国・地域から集まった約300作品が上映され、うち88作品が世界およびアジア初公開となる。オープニング作品は「ウォン・カーウァイ（王家衛）2世」とも呼ばれるパン・ホーチョン（彭浩翔）監督の意欲作「人間・小團圓」、クロージング作品にはアクション映画の名手ダンテ・ラム（林超賢）監督の「魔警」が選ばれている。

さらに、今年2月の第64回ベルリン国際映画祭で金熊賞を獲得した中国映画「Black Coal、Thin Ice」（中国語タイトル・白日烟火）をはじめ、同映画祭で黒木華が女優賞に輝いた山田洋次監督「小さいおうち」など、話題作も上映される予定。また、小津安二郎監督の「彼岸花」「秋日和」をはじめ数々の名作が、デジタルリマスター版として公開される。

さらに、今月27日には開催中の行事の一つ、第8回アジアン・フィルム・アワードの授賞式がマカオで行われる。注目はウォン・カーウァイ監督の「グランド・マスター」で、作品賞・監督賞・主演俳優賞などにノミネートされている。日本からは「そして父になる」の是枝裕和監督、俳優の福山雅治がそれぞれ、監督賞および主演俳優賞にノミネートされている。（翻訳・編集/Mathilda）