2014年3月23日、3D映画「西遊記之大閙天宮」が公開終了を迎え、興業収入は10億5300万元（約173億円）で中国語映画としては歴代3位を記録した。捜狐が伝えた。

【その他の写真】

「西遊記」の世界を壮大なスケールで描いた「西遊記之大閙天宮」は、ドニー・イェン（甄子丹）やチョウ・ユンファ（周潤發）、アーロン・クォック（郭富城）ら豪華スターが出演。旧暦正月の新春映画として、今年1月31日に封切られた。今月21日に公開終了を迎えたが、興業収入は10億5300万元（約173億円）にのぼった。これは、中国で公開された中国語映画として歴代3位の記録。3DおよびIMAXバージョンで公開され、チケット料金が通常より高めに設定されたのも数字に影響している。

公開初日には、興業収入が1億2500万元（約20億5000万円）となり、これは中国語映画としては歴代トップ。なお、中国で公開初日の興収として歴代トップは、昨年の米映画「アイアンマン3」で、こちらは1億3000万元（約21億円）だった。

これまでの中国語映画で最高ヒット作となったのが、2012年のコメディー映画「ロスト・イン・タイランド」。興収は12億5700万元（約210億円）を記録している。2位は2013年、チャウ・シンチー（周星馳）監督映画「西遊：降魔篇」で、同12億4600万元（約205億円）だった。

「西遊記之大閙天宮」は、「西遊：降魔篇」と同じく西遊記映画。しかし、期待された「西遊」超えは実現できなかった。（翻訳・編集/Mathilda）