2014年3月11日、新浪体育によると、韓国のスポーツ競技団体を統括する大韓体育会は10日、「キム・ヨナの金メダル奪還のための措置を講じる」と表明した。

【その他の写真】

韓国メディアによると、キム・ヨナがソチ五輪フィギュア女子シングルで、ロシアのソトニコワに破れて銀メダルとなったことについて、大韓体育会は国際オリンピック委員会（IOC）に採点のやり直しを求めたが拒否された。これについて韓国のネットユーザーらから「弱腰だ」「選手のために力を尽くすことを知らない」などと批判が噴出。

こうした世論の声を受け、大韓体育会は10日午後、公式サイトで正式にコメントを発表。「大韓体育会はソチ五輪の結果について納得しておらず、IOCに調査を求めた。このほか、選手団の団長が直接、国際スケート連盟（ISU）会長に調査を求めている」とした上で、「大韓体育会は今後も引き続き専門家の分析などを交え、法律的な面からも検討を行い、審判の採点の妥当性について問題点を探していく。規定に則って、何らかの措置を講ずる」とした。

しかし、韓国ネットユーザーは大韓体育会の対応の遅さを指摘。「なんだ、その件はまだ進行中だったのか」「何か新しいことはないのか？」「今後の計画についてもっと話せないのか？」「そんなに必死に訴えていたのに、IOCはキム・ヨナの発言を歪曲して伝えるっていうのか？おかしいだろう？」などのコメントが並んだ。（翻訳・編集/北田）