2014年3月9日、北京市の李士祥（リー・シーシアン）副市長は、「2022年冬季五輪招致は環境汚染のため難しいのではないか」とのロシア記者の質問に対し、「北京市は国家基準に照らし84項目の環境対策に取り組んでおり、五輪招致には自信がある」と答えた。RFI中国語版が伝えた。

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李副市長は、「北京市はすでに燃料の電化や緑化運動を推進しており、交通整備にも力を入れている。各方面の活動を考えると、2022年冬季五輪招致は可能」との見方を示した。これに対し、中国のあるネットユーザーは「ムダなことはやめろ、バカにされるぞ！」とコメントした。

このネットユーザーは冬季五輪招致を反対する理由について、北京の降雪量の少なさを挙げる。「去年、北京では確かに雪は降ったが2日で溶けた。もちろん雪がなければ人工雪でもかまわない。もともと今の北京にあるスキー場はすべて人工雪だしね。だが人工雪にすれば、コストも増え、莫大なエネルギーも使うし、汚染がますます増えるだろう。だから五輪招致なんぞ悪あがきにすぎない！2022年のことを語る前に、昔の空気を返してくれ！」(翻訳・編集/YM)