中国少将「防空識別圏の設定は、日本の『のぞき病』対策のため」―中国メディア

Record China    2014年3月7日(金) 17時53分

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7日、中国網によると、全国政協委員の銭利華少将は、昨年、中国が防空識別圏を設定した理由について、1つは民間航空機の飛行の安全を確保するため、もう1つは日本の偵察機の“のぞき”対策だとした。写真は中国空軍機。

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2014年3月7日、中国網によると、全国政協委員の銭利華(チエン・リーホア)少将は、昨年、中国が防空識別圏を設定した理由について、1つは民間航空機の飛行の安全を確保するため、もう1つは日本の偵察機の“のぞき”対策だとした。

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銭少将は、「アジアの経済発展は速く、民間航空機の往来も非常に増えている。防空識別圏を設定しなければ、空の交通の安全に問題が発生する」とした。

また、中国はここ数年、絶えず日本軍機の偵察に遭っており、その数は1年で1000回を超えるとした上で、「日本の友人が隣家にお邪魔したいのであれば、われわれは歓迎する。しかし、日本は米軍機を操縦してコソ泥のように中国に接近して偵察を行っている。もし泥棒が“のぞき病”を患えば、絶えず隣家をのぞくようになる。泥棒が家に帰り、主人に悪いことをしているのを見つかれば、必ずしかられるであろう。日本が“のぞき病”の習慣を捨てなければ、大きな面倒を引き起こすことになる」とした。

日本メディアからの「南シナ海にも防空識別圏を設定するのか?」との質問には、「南シナ海情勢の変化を見極め、わが国の国家安全に脅威となるかどうかを判断した上でいつ設定するかを決める」と回答した。(翻訳・編集/北田

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