フライメディア 2020年10月12日(月) 20時50分
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中国の国慶節8連休、例年だと国内外旅行に出る人が多いが、今年はコロナ禍の年、上海市内でも幼稚園、小中学校では、各家庭に「上海市外への移動制限」通知が出た。
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もちろん、任意なので、市外に出かけることはできるが、帰ってくると、2週間の通園、通学禁止になるため、ほとんどの家庭が上海に居残ることを選択する。子どもの教育は現地でも最重要視されているのだ。
そのため、いつもは静かな上海市もにぎやかで、各観光スポットはもとより、レジャー施設、大型モールなど、どこも家族連れで混雑していた。
子ども連れのファミリーにとりわけ人気が高かったのが、崇明島や朱家角、松江といった上海郊外へのお出かけ。ここ数年、アウトドア・レジャーの流行でジワジワきている“デイキャンプ”ブーム。
今回は、手軽にデイキャンプも楽しめる上海郊外の人気スポットで、今年開園10周年を迎える「辰山植物園」を紹介する。
「辰山植物園」は、上海の郊外・佘山エリアに位置する。「植物の王国」と呼ばれることもあり、1万4000種類以上の植物が集まる。
面積は207ヘクタール、大きく9つのエリアに分かれているが、園内には広大な敷地内を効率よく移動できる電動カートも走る。
園内は、大きな温室、花に囲まれた人口池や採石場跡を利用した滝スポットのほかに、小高い山といった見どころも多彩。
音楽ライブなどができるステージや参加型イベントエリアなど、一日居ても楽しめる豊富な設備がある。
現状は、入場に事前のオンライン予約が必要。ただでさえ広大な敷地のうえ、人数制限をしているので、混雑感は皆無で、ゆったりと楽しめるという点はポイントが高い。
赤を主体に色鮮やかなバラ、心癒される清楚な睡蓮、温室で気高く咲く蘭、美しく咲き誇る花々を見ていると気持ちも穏やかになり、リフレッシュ。都会の喧噪から離れ、自然を満喫するには絶好のスポットだ。
もちろん、今ブームが来ているデイキャンプ派も多く、ところせましとテントが並ぶ。ここは癒しとはほど遠く、1mとない距離にお隣のテントという密集度がおもしろい。
自然の中にいると、当然家の中にいるよりは、開放感があるので、しばらく旅行から遠ざかっている大人たちにも気分転換になる。(提供/フライメディア)
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