2014年2月25日、韓国・東亜日報によると、ロシアのプーチン大統領はソチ冬季五輪の期間中、会場に設けられた各国の展示館のうち、韓国館だけ訪問しなかった。一部に「韓国に対する不満を表明したものだ」との指摘も出ている。環球時報（電子版）が伝えた。

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ロシアのメディアによると、韓国は次の18年平昌（ピョンチャン）冬季五輪の主催国にもかかわらず、ソチ五輪開会式に朴槿恵（パク・クネ）大統領が欠席。「ロシア人に不快な思いをさせた」との見方が出ている。ロシア専門家の1人は「プーチン大統領は期間中何度もソチに赴き、オリンピック公園内の各国展示館を訪問した。韓国は大規模な展示館を設置したにもかかわらず、プーチン大統領は訪れなかった」と語った。

朴大統領が開会式を欠席した理由について、ロシアメディア関係者の1人は「ロシアと韓国の接近を嫌った米国が、韓国に対して圧力をかけたため」と分析。現地在住の韓国人は「政権トップが出席しなかったのは、ロシア人の自尊心を傷つけたのだろう」と話している。（翻訳・編集/AA）