核の安全に関するランキング、なぜ中国が日本より下!?「理解に苦しむ」―中国専門家

Record China    2014年2月27日(木) 10時36分

拡大

25日、中国・北京で核安全保障をテーマとしたシンポジウムが開かれた。米シンクタンクが発表した核防護措置や国際貢献、治安状況を総合評価したランキングで中国が日本より下位だったことについて、専門家からは疑問の声が上がった。写真は中国の原子力発電所。

(1 / 4 枚)

2014年2月25日、中国・北京で核安全保障をテーマとしたシンポジウムが開かれた。米シンクタンクが発表した核防護措置や国際貢献、治安状況を総合評価したランキングで中国が日本より下位だったことについて、専門家からは疑問の声が上がった。環球時報が伝えた。

その他の写真

米シンクタンク、核脅威削減評議会(NTI)が1月8日に発表した、世界各国が保有する兵器転用可能な核物質の管理状況に関する報告書によると、核防護措置や国際貢献、治安状況を総合評価したランキングで、中国は25カ国中20位だった。トップはオーストラリアで、以下、カナダ、スイス、ドイツの順。米国は11位。日本は13位。ワースト5は北朝鮮、イラン、インド、パキスタン、イスラエルだった。

シンポジウムに出席したある専門家は、米国が冷戦時代に研究用として日本に提供した核物質プルトニウム約300キログラムの返還を求めたことや、福島原発事故による市民の不安が高まっていることなどを挙げ、「日本が中国より上位にランクしたことは理解に苦しむ」と指摘した。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携