韓国の「自殺の名所」、防止の公共広告は逆効果、注目集めすぎて自殺者「6倍増」―韓国紙

Record China    2014年2月24日(月) 10時57分

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22日、韓国・ソウルの麻浦大橋では自殺を食い止める狙いで標語を掲載したが、自殺者が6倍以上も増加するなど逆効果となっている。資料写真。

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2014年2月22日、韓国・朝鮮日報によると、同国・ソウルの麻浦大橋では自殺を食い止める狙いで標語を掲示したが、自殺者が6倍以上も増加するなど逆効果となっている。

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同大橋は2012年9月、自殺の名所という汚名を返上すべく、市民から公募した標語の中から「遅いかもしれないが悲しまないで、人生で重要なのは速度ではなく方向なのだから」といった文章を採用し、橋に掲示。

麻浦大橋の斬新な試みに国内外から注目が集まり、2013年だけでも広告関連の賞を37個も受賞している。ところが、自殺案件は2012年の15件から2013年は93件に急増した。これについて専門家は、「注目を集めたことで自殺の名所としての印象が一層強くなった。名が知れたことで自殺を考える人も集まるようになった」と指摘している。さらに、「呼びかけが効果を示さないのであれば、飛び降りられないように網や透明の壁といった物理的な安全措置を取るべきだ」と指摘する声もある。(翻訳・編集/内山

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