ジョン・ウー監督の異色ラブロマンス作品「THE CROSSING」、ベルリン映画祭でもPR―中国

Record China    2014年2月21日(金) 11時20分

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20日、香港のジョン・ウー監督の最新作「THE CROSSING」が、上海で撮影を続行中。ガン・アクションやバイオレンス描写が持ち味のウー監督がラブロマンスに挑む意欲作となっている。

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2014年2月20日、香港のジョン・ウー呉宇森)監督の最新作「THE CROSSING」(中国語タイトル:太平輪)が、上海で撮影を続行中。ガン・アクションやバイオレンス描写が持ち味のウー監督がラブロマンスに挑む意欲作となっている。鳳凰網が伝えた。

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映画「レッドクリフ」や「男たちの挽歌」で知られ、鮮烈な「バイオレンスの美学」が持ち味のジョン・ウー監督。最新作の「THE CROSSING」は、“中国版タイタニック”を描く物語だ。1949年1月27日、上海から台湾に向かっていた大型客船・太平輪号が、過積載と無灯火の夜間航行が原因で貨物船と衝突。1000人近い乗員・乗客が犠牲になった実話を描く。チャン・ツィイー(章子怡)やホアン・シャオミン(黄暁明)のほか、韓国からソン・ヘギョ、日本から長澤まさみ、金城武ら豪華キャストが出演する。

昨年7月に北京でクランクインしたが、現在は上海でロケが続いている。今月19日のロケ現場には、チャン・ツィイーが暗闇の中をトランクを提げてとぼとぼ歩く姿が。オールド上海のムードたっぷりの巻き髪とロングコートで、太平輪号に乗り込む前の姿と見られる。

ウー監督は、このほど閉幕した第64回ベルリン国際映画祭でも現地入りし、海外のバイヤーに「THE CROSSING」を強力アピールした。米エンタメ紙のハリウッドレポーターのインタビューに対し、映画「レッドクリフ」を撮影中に同作の構想があったことを語り、「自分はアクション映画で知られているが、ラブロマンス映画も作れることを見せたい」と話している。(翻訳・編集/Mathilda

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