コロナ禍の日本である食品が人気に? 中国国営テレビが放送=中国ネットでも話題に

Record China    2020年9月19日(土) 12時20分

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14日、中国中央テレビ(CCTV)は、新型コロナウイルスの影響により日本である食品の消費ブームが起きていると報じた。

2020年9月14日、中国中央テレビ(CCTV)は、新型コロナウイルスの影響により日本で梅干しの消費ブームが起きていると報じた。

同局はニュース番組の中で、「梅干しは日本で1000年以上の歴史を持つ、日本の食卓に欠かせない食べ物」とした上で、クエン酸を豊富に含むことから代謝の促進、免疫力アップに有効だと考えられていると紹介。「生産過程の煩雑さ、独特な食感によって近年では若者から敬遠される傾向にあったものの、今年の新型コロナ感染拡大に伴う健康志向の高まりによって需要が増えている」と伝えた。

また、「老舗の梅干し企業による新商品や新業態の積極的な模索もあって梅干し市場は活況を呈しており、現在の市場規模は400億円に上る」とも紹介した。

このニュースに関連し、中国新聞週刊の微博アカウントは17日、「青梅が再び日本でブーム」というタグを付した上で「事実、(梅干しの原料である)青梅の起源は中国にあり、中国の消費者にも愛されている」とし、中国の梅加工食品「溜溜梅」を取り上げている。「青梅が再び日本でブーム」のキーワードは、微博のトレンドランキングで一時トップ10に入った。

日本の梅干しについて、中国のネットユーザーは「日本のテレビドラマやアニメで、貧しくて梅干しをご飯に乗せて泣きながら食べるシーンを多く見かける」「映像を見るだけで口の中が酸っぱくなってくる」「すごくしょっぱくて酸っぱいのだけど、食べると後を引く」「食べたことあるけど、自分は慣れなかった」「私は好き」といったコメントを残している。(翻訳・編集/川尻

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