俳優リー・ヤーポンのチャリティー団体、芸能人の寄付「私的流用」に徹底抗戦―中国

Record China    2014年2月19日(水) 17時50分

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18日、中国の俳優リー・ヤーポンが運営するチャリティー基金会「嫣然天使基金」が、寄付金の流用疑惑について「事実を歪曲(わいきょく)している」と否定コメントを発表した。

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2014年2月18日、中国の俳優リー・ヤーポン(李亜鵬)が運営するチャリティー基金会「嫣然天使基金」が、寄付金の流用疑惑について「事実を歪曲(わいきょく)している」と否定コメントを発表した。新浪網が伝えた。

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リー・ヤーポンと昨年9月に離婚を発表した女性歌手フェイ・ウォン(王菲)が2006年に設立したのが、チャリティー団体「嫣然天使基金」。2人の娘・李嫣(リー・イエン)ちゃんが口唇裂症で生まれたことをきっかけに、貧困地区の同症の子どもを救うことを主な目的としている。2012年には北京市内に小児病院を設立するなど、活動内容や組織としての規模も年々拡大している。

フェイと離婚後、ヤーポンが代表を務める「嫣然天使基金」は、昨年末には7000万元(約12億円)の使途不明金があるとの報道が持ち上がったばかり。さらにこのほど、同基金が開催した慈善パーティーで、人気芸能人たちから寄せられた寄付金5500万元(約9億3000万円)が、使途不明になっているとの情報が浮上した。これらはいずれも、元新聞記者でコラムニスト、芸能裏情報の発信者でもある男性の中国版ツイッターが“告発”したものだ。設立された2006年から2012年までの寄付明細に、疑惑点が多いと指摘した。同男性はヤーポンが私的流用したと攻撃の手を強めている。

「嫣然天使基金」は18日にコメントを発表し、「リー・ヤーポンに対する個人攻撃にあたる」として、情報発信者の男性を非難。情報内容がエスカレートしてきたと語り、法的手段を検討していることも明らかにした。また、中国のチャリティー事業がまだまだ未熟な段階にあると指摘し、「今後、事業自体が正しく発展していく上で、必ず通らなければならない道なのかもしれない」とも語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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