タイの反政府デモ会場は露店がいっぱい出て、毎日がお祭り気分?「政治」も「商売」も抜け目なく

Record China    2014年2月20日(木) 21時10分

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19日、タイの反政府デモはお祭りのようだ、とは一連の報道でも言われている通り。もちろん危険もあり、爆発物の投げ込みや銃撃などで死傷者が出ている以上、安易に「祭り」と言ってはいけないのだが、デモ現場を歩くと、やはり「縁日」的な空気が漂う。

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2014年2月19日、タイの反政府デモはお祭りのようだ、とは一連の報道でも言われている通り。もちろん危険もあり、爆発物の投げ込みや銃撃などで死傷者が出ている以上、安易に「祭り」と言ってはいけないのだが、デモ現場を歩くと、やはり「縁日」的な空気が漂う。

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最近は減ってきたとはいえ、時間次第ではたくさんの人出で、歩行者天国。そこに店を出すさまざまな屋台。アジ演説が終わったかと思うと、いきなり始まるコンサート。そして「お祭り感」を盛り上げるのは、会場のあちこちで店を開いているデモグッズ屋だろう。

Tシャツは数えきらないくらいの種類が売られていて、よくこれだけのデザインを…と感心するほどだ。タイの国旗をあしらったバンダナやピンバッジなど、愛国心をアピールするグッズも多数。今回の反政府デモの象徴のようになっているカン高い音の笛。政治的主張のためか商売かは不明だが、こういうことに関してはタイ人はとってもすばやく抜け目がない。

2014年1月13日の「バンコク・シャットダウン」から1カ月あまり。グッズはだいぶ行き届いたようで、ダブつき感が見られる。値下げするところも増えてきた。日本人の中にも、面白がって買う人、デモ組織の資金源になるのはゴメンだと敬遠する人など反応はさまざまだ。(提供/Global News Asia・取材・撮影:室橋裕和)

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