フライメディア 2020年9月23日(水) 0時50分
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香港ではところどころでマスクの自動販売機を見かけるようになってきた。
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香港ではところどころでマスクの自動販売機を見かけるようになってきた。もちろん今まで通り、薬局や小売店・コンビニエンスストアなどの店頭販売やネットが販売方法のメインではある。
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ただ日頃よく歩く場所に自動販売機を見かけるようになると、ちょっとスペアのマスクがほしい時などに気軽にさっと買える、という安心感が増えて心強く感じるのは不思議なものだ。
バスの絵柄がついている自動販売機は香港の主要バス会社のひとつであるKMB(カオルーンモーターバス)のもの。
KMBはマスクがまだ品薄だった頃にいち早く自社工場でマスクの製造を行い、社員やその家族にマスクを配布したと聞く。社員家族に対するマスク配布が落ち着いてきたため、最近一般市民に向けたマスク販売を開始した。
当初販売所は数箇所のみだったが、現在は販売エリアを広げてより多くの市民がマスクを入手できるようになった。現時点では5つのバスターミナル、5箇所のカスタマーセンター、そのほか18箇所のショッピングモールやショップなどを通して販売を行っている。(販売数は2020年9月初のもの)
その中のひとつ、沙田ショッピングモール内にある自動販売機の写真だ。マスクの種類は大人用・子供用の2種類で、それぞれ1袋10枚 20香港ドル。信頼できる会社が香港で作ったマスクとあって、市民の人気は上々のようだ。この自動販売機も、多くの人が足をとめて見て行った。
こちらの自動販売機は「FAMILY MASK」のもの。FAMILY MASKのホームページを見ると、この会社は香港市民へマスクを供給するために2020年2月に作られた会社とのことだ。主に香港製造のマスクを製造・販売している。かわいらしい熊のパッケージは記憶に残りやすく、薬局の店頭などでも目にすることができる。
中にはマスクと一緒に手の消毒液がパッケージになった商品もある。周りの人へのちょっと差し上げたい時も、こんなセット商品だとより喜ばれるかもしれない。ちなみにこの会社のホームページを見ていたところ、今の時期ならではの月餅とマスクのセットもあるようだ。
なお、KMB、FAMILY MASKの双方ともに自動販売機の支払いはオクトパスカードで行うようになっている。(オクトパスカードは広東語で八達通のこと。香港で流通しているICカードのことで、電車やバス、小売店などで幅広く利用ができる)小銭に煩わされることもなく、簡単に購入できるのもうれしい。これからはこんな自動販売機がますます増えるのであろうか。(提供/フライメディア)
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