もう怖くない、携帯の電池切れ！新型携帯デビュー―黒竜江省ハルピン市

2006年、中国の携帯販売台数はなんと1億台を超えた。すでに都市部では持っていない人がいないほど。携帯の機能もどんどん向上し、カラー液晶はもう当たり前。国際的なスマートフォンや中国ならではの漢字手書き入力機能付き携帯などさまざまな機種が登場している。北京五輪までには第3世代携帯のサービスが本格的に開始される予定で、中国の携帯電話業界は過熱する一方だ。

もっとも高機能化で困るのは、携帯の電池切れ。高性能な分だけ電池消費量が多かったり、あるいは使用する時間が延びてすぐに電池が切れてしまったりする。社会生活にもはや欠かせなくなった携帯、電池が切れてしまえばちょっとしたパニックだ。中国ではスーパーなどで有料の携帯充電器の設置が進んでおり、とっさの電池切れが大きな悩みとなっていることがわかる。

このたび、黒竜江省ハルピン市で、この悩みを完全解決する画期的な携帯が発売された。なんと太陽電池駆動の携帯。光さえあれば充電が可能であるため、とっさの電池切れや旅行先での充電に頭を悩ます必要がないとメーカーはアピールしている。携帯の充電を忘れがちな人には魅力的な機種となりそうだ。（翻訳・編集/KT）