中国には米軍のU-2偵察機を迎撃できる戦闘機はない―米メディア

Record China    2020年8月31日(月) 7時10分

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米国の中国語ニュースサイト、多維新聞は29日、「中国には米軍のU-2偵察機を迎撃できる戦闘機はないと米メディアが報じている」とする記事を掲載した。写真はU-2偵察機。

米国の中国語ニュースサイト、多維新聞は29日、「中国には米軍のU-2偵察機を迎撃できる戦闘機はないと米メディアが報じている」とする記事を掲載した。

記事によると、中国国防省は25日、人民解放軍の実弾演習実施に伴い設定された飛行禁止区域に米軍のU-2偵察機が侵入し、演習を妨害したと非難する声明を出した。

中国当局は人民解放軍の演習の具体的な時間と場所を明らかにしていない。だが中国海事局は、北部の渤海で24日から来月30日まで実弾射撃訓練などを実施すると発表していた。

米ニュースサイトのThe Driveはこのほど、これに関連し「中国は実弾演習に関する警告を発したが、演習の大部分は国際水域で行われた。したがって、U-2は中国の防空識別圏内に侵入または接近した可能性がある。だがそれはU-2が領土の境界を破ったことを意味しない」とした上で、「それでも米軍の動きは間違いなく大胆だ。中国が実弾演習を行っていた場合、その地域に航空機を配備すると、判断ミスを犯すリスクが高まる。アナリストによると、中国にはU-2を迎撃できる戦闘機はないが、撃墜する能力がないという意味ではない」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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