Record China 2014年2月11日(火) 21時15分
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10日、コンテナハウスで暮らす「コンテナ族」は成都だけでも8000人に上ると言われる。
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2014年2月10日、5年前の中国のテレビドラマで、都市部の狭苦しい家で暮らす人々が描かれ、そのライフスタイルが多くの人の共感を呼んだ。現実でもこうした実生活の例は少なくない。華西都市報が伝えた。
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成都で働く男性の家は、広さ18平方メートルのコンテナだ。賃料の安いコンテナハウスは、夢を追い求める多くの出稼ぎ労働者のスタート地点となっている。
旧正月連休も終わり、安徽省出身の同男性は成都に戻って再び出社することになった。両親は彼の荷物に様々な特産品やお土産を詰め込んでくれた。「冷蔵庫に入れておけば、何日も持つからね」という両親に彼は、成都市内のビジネスエリアの端で同僚とルームシェアで部屋を借りており、共用のリビングにはエアコンと冷蔵庫があり、その1部屋を使っている、と話してある。
しかし実際には、テーブルやイス、クローゼット、ベッド、エアコンや冷蔵庫といった全ての家具・家電を詰め込んだわずか18平方メートルのコンテナが半年以上住んでいる「自宅」だ。広さ18平方メートルの部屋を成都市で普通に借りたなら、1カ月に400〜600元(約6700〜1万円)はかかる。しかし彼が住んでいるコンテナハウスの賃料は1日あたりわずか6元(約100円)だ。夏は暑く冬は寒く、水や電気を使うのも不便だが、彼は今でもベッドやクローゼット、エアコンなどが全て揃ったコンテナハウスを「我が家」として暮らしている。
コンテナハウスは成都で2012年から人気を集め始めた。彼のような「コンテナ族」は同市のあちこちで暮らしており、少なく見積もっても8000人以上はいるとみられる。彼らの多くは工事現場で働く作業員で、他の地方からの出稼ぎ労働者もいれば、一部にはホワイトカラーや大学生も含まれる。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/武藤)
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