台湾の歴史教科書綱要改訂に高校生も賛同=SNS上で「国史防衛同盟」を結成―台湾メディア

Record China    2014年2月10日(月) 8時42分

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8日、台湾で大きな議論を呼んでいる高等学校の歴史教科書綱要修正に関して、台湾の高校生3人がfacebook上で「学生国史防衛同盟」を結成、政府による教科書の記述修正を支持している。写真は台湾の本屋。

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2014年2月8日、台湾紙・聯合晩報によると、台湾で大きな議論を呼んでいる高等学校の歴史教科書綱要修正に関して、台湾の高校生3人がfacebook上で「学生国史防衛同盟」を結成、政府による教科書の記述修正を支持している。環球網が伝えた。

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昨年末、台湾教育部は新しい高校歴史教科書綱要を発表、台南、高雄をはじめとする民進党首長が反対している。教育部は、新綱要は「脱台湾化」ではなく、「脱日本化」を目指したものだと説明しており、2015年度から実施するとしている。

歴史教科書綱要修正チームの発起人で、台湾世新大学中文学部の王暁波(ワン・シャオボー)教授は、綱要に問題があれば、調整するのは自然なことだとして、「例えば、教科書に慰安婦は台湾の女性が志願して加わったと記載されているが、史実ではない。そのため『強要された』という言葉を入れた」と述べ、「修正は『台湾化の拡大』であり、台湾人の尊厳を高めるもの。『一辺一国(中国と台湾を別の国とみなすこと)』の問題は存在しない」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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