韓国のファンを怒らせた“C・ロナウド事件”がついに決着?韓国ネットから不満の声続出

Record China    2020年8月20日(木) 22時20分

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20日、韓国・ニュース1によると、サッカーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが韓国で起こしたいわゆる「ノーショー事件」に関する捜査が中断されることとなった。写真はロナウド。

2020年8月20日、韓国・ニュース1によると、サッカーのイタリア1部セリエA・ユベントスでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが韓国で起こしたいわゆる「ノーショー(無断キャンセル)事件」に関する捜査が中断されることとなった。

記事によると、韓国の警察署は同日、KリーグとユベントスFCとの親善試合の主催者であるTHE FESTA社の詐欺容疑について「先月31日に検察に事案送致した」と明らかにした。事案送致とは、警察の起訴・不起訴意見を付けず事件をそのまま送検することを意味する。THE FESTA社と共に詐欺の疑いが持たれているユベントスFCについても事案送致したという。

一方、THE FESTA社が試合中に私設賭博業者の広告を掲示して国民体育振興法に違反した疑いについては起訴意見で検察に送致したという。

警察は「今年1月に送った捜査協力要請にイタリア警察が応じないため、詐欺の疑いに対する捜査を続けるのは難しい」とし、「イタリアから資料が届けば捜査を再開する」との考えを示しているという。

THE FESTA社は昨年7月26日にソウルで行われた親善試合に関しロナウドが必ず出場するかのように宣伝したが、ユベントスはロナウドを出場させず「チケット販売の利益を不当に得た」疑惑が浮上。これに憤慨した韓国のサッカーファンらがTHE FESTA社やユベントスらを詐欺の疑いで告訴していた。

これに韓国のネットユーザーからは「韓国のイベントで契約違反しても、国に帰れば咎められないという事例を作ってしまった」「だまされたファンたちがかわいそう」「韓国国民は世界のカモです、と認めたようなもの」「韓国は詐欺師のための国だ」など不満の声が数多く寄せられている。

一方で「常識的に考えて罪になるはずがない。選手の体調によっては試合に出られないこともある」「他の選手たちがその分頑張ってくれたんだからいいじゃん」「ロナウドやユベントスに罪はない。悪いのはTHE FESTA社だ」などの声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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