文大統領、集団感染の教会信者の集会参加を痛烈批判「国民の生命を脅かす許せない行為」

Record China    2020年8月17日(月) 17時40分

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16日、韓国・聯合ニュースによると、文在寅大統領は、新型コロナの集団感染が発生した教会の信者たちが、15日の大規模集会に参加したことを強く批判した。画像は韓国大統領府Facebookアカウントより。

2020年8月16日、韓国・聯合ニュースによると、同国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、新型コロナウイルスの集団感染が発生した宗教団体の信者たちが、15日の大規模集会に参加したことについて、自身のフェイスブックに「国家の防疫システムに対する明らかな挑戦であり、国民の生命を脅かす許せない行為」と投稿し、強く批判した。

文大統領は、「防疫当局が繰り返し協力を要請したにもかかわらず、防疫上の注意を守らず、無視する態度を見せ、感染者を大勢発生させた。集団感染後も検査など防疫への協力を拒否しており、防疫当局は活動に支障が出ていると訴えている」と指摘。「隔離措置が必要な人の多くが集会に参加し、全国から来た集会参加者に感染を広げた可能性がある」とし、「コロナの感染拡大を防ぐために、長い間努力してきた国民に冷や水を浴びせる非常識な行為だ」と批判した。

ソウル市内では、15日に文在寅政権を糾弾する大規模な集会が行われた。集団感染が発生した「サラン第一教会」の信者も集会に参加していたという。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「今こそ文大統領には断固とした対応が求められている」「どうかこうした団体には強い対応を」「文大統領には言葉でなく行動で示してほしい」などと大統領に対応を求める声が上がっている。

また、「この教会は国家を転覆させようとしている」「教会が取った行動は理解ができない。無責任な人たちだ」「集会参加後に感染した信者には治療費を請求すべきだ」「社会を混乱に陥れた」などと同教会を批判するコメントも多く寄せられている。(翻訳・編集/関)

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