Record China 2020年8月16日(日) 19時0分
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中国では新型コロナウイルスの影響で長期閉鎖されていた映画館が先月末から次々に再開され、「ハリー・ポッター」が再び人気に。今後のラインナップとして、日本映画「菊次郎の夏」も注目の一作となっている。
館内消毒や稼働席数を減らすなど、徹底した感染防止対策を行いつつ再開されている中国各地の映画館。現在は過去作品を中心に上映されている。その中で、興行収入トップとなっているのが、「ハリー・ポッター」シリーズ第1作の「ハリー・ポッターと賢者の石」。中国では2002年に公開されたが、当時の興行収入は5600万元(約8億6000万円)だったものの、15日には早くも1億元(約15億円)を突破している。
今後のラインナップで最も注目される国産映画は、グアン・フー(管虎)監督の「八佰」。1937年の第2次上海事変で最後の戦闘となった「四行倉庫の戦い」を描く作品だが、昨年6月の第22回上海国際映画祭で急きょ上映中止になり、さらに同7月の劇場公開も中止され、その後の動向が関心を集めていた。今月14日、北京など全国5都市でプレミア上映を行い、この日だけで興行収入は1500万元(約2億3000万円)を突破。今月21日からの公開が期待されている。
さらにもう一作、特に期待を集めるのが北野武監督による99年の映画「菊次郎の夏」。21年前の映画だが、中国ではこれが初公開となる。同作はもともと中国で人気が高く、映画情報サイト大手の豆瓣(douban)では約38万人のユーザーがレビューに参加し、8.8点の高評価を得ているほか、同サイトの「好きな映画」ランキングでも長年にわたり、常に200位以内をキープしている。
メガホンを執った北野武監督の人気と知名度だけでなく、音楽を担当した久石譲氏も中国では幅広い年代で非常に人気が高い。来月の公開を前に豆瓣サイトにも、「絶対にスクリーンで見たい」「この夏に一番期待できる映画」といった声が寄せられている。(Mathilda)
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