Record China 2020年8月14日(金) 6時0分
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12日、聯合報は、武漢ウイルス研究所を取材した米メディアについて、米国務省の報道官が「中共の宣伝を繰り返している」と批判したことに対し、中国外交部の報道官が反論したと伝えた。
2020年8月12日、聯合報は、武漢ウイルス研究所を取材した米メディアについて、米国務省の報道官が「中共の宣伝を繰り返しただけ」と批判したことに対し、中国外交部の報道官が反論したと伝えた。
記事は、米NBCが最近、武漢ウイルス研究所を5時間にわたって取材し、王延軼(ワン・イエンイー)所長にインタビューを行ったことを紹介。王所長は新型コロナウイルスの発生源をめぐり「私たちはスケープゴートにされた。一部の人が何の証拠もないのに武漢ウイルス研究所からウイルスが流出した、あるいは作られたと非難しているが、これは全く事実と異なる」と述べていた。
これに対し、米国務省のオータガス報道官は10日、ツイッターで「8カ月後も武漢ウイルス研究所は疑惑の塊のままだ。NBCは武漢ウイルス研究所を取材した最初の独立したメディアだが、彼らは機械的に中共の宣伝を繰り返しただけで、事実を追求していない」と批判した。さらに「中国共産党は命を救うことではなくメンツを保つことの方を重視している」とも述べている。
中国外交部の趙立堅(ジャオ・リージエン)報道官は11日の記者会見でこれに反論し、「率直に言わせてもらうと、個別の米国人がそれぞれの立場を表明することは別に驚くことではない。彼らは事実に対して自ら定めた定義があるからだ。彼らにとって中国を攻撃して悪く言うデマこそが事実なのだ」と主張した。
そして、「武漢ウイルス研究所の管理と研究状況について、中国の科学者は何度もメディアの取材を受けており、専門的な角度から状況を説明し、新型コロナウイルスが(ウイルス研究所の)実験室から来たという主張を支持するいかなる証拠もない。これが事実であり極めて明確だ」と語った。
さらに、「米国は自身についてよく反省すべきだ。米国の新型コロナ感染者は500万人を超えており、死者は16万人を超えた。機械的に何度も中国に責任転嫁するのではなく、新型コロナ対策に集中し、命を救うことこそ米国がするべきことだ」と批判した。(翻訳・編集/山中)
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