Record China 2014年2月1日(土) 22時50分
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31日、旧暦大みそかに放送された国営テレビの特別番組「春節晩会」で、最も話題になったのは4時間も回り続けたダンサー少女。「虐待だ」と局側の良識を求める声も高まっている。
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2014年1月31日、旧暦大みそかに放送された国営テレビの特別番組「春節晩会」で、最も話題になったのは4時間も回り続けたダンサー少女。「虐待だ」と局側の良識を求める声も高まっている。北京晨報が伝えた。
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国営の中国中央テレビ(CCTV)が旧暦の大みそかに放送する恒例のスペシャル番組「春節晩会」。毎年、中国だけで7億人以上が視聴する国民的番組だ。ここに出演することは中華圏のタレントにとって一流の証しであり、同番組をきっかけに大ブレークするタレントや流行語が生まれるのも毎年恒例となっている。
今年は30日に放送されたが、最もブレークしたのが、4時間に及ぶ番組でずっと回転し続けた15歳のダンサーの小彩旗(シャオツァイチー)。中国のトップ舞踏家ヤン・リーピン(楊麗萍)のめいで、ダンス界のサラブレットとして頭角を現してきた少女だ。叔母譲りのダンスの才能と、美貌でも注目されている。
「春節晩会」には、幾層にも重なった、すその広がる白いドレス姿で登場。「時間」を象徴する少女という役どころだった。スカートにさまざまな模様や色彩が映し出されるのだが、生放送で彼女はずっと回ったまま。メーンステージが映らない場面でも、ずっと回転していたという。
驚くべき挑戦を成功させた小彩旗について、番組放送中には大手ポータルサイトが運営する中国版ツイッターの検索ワードで一躍トップに。話題沸騰とともに、CCTVに向けた疑問の声も多くなっている。ネット上では、「15歳の少女を4時間も回転させるなんて。虐待行為だ」「水も飲ませず、トイレにも行かせず、ありえない」「残酷きわまりない」「ギネスにでも挑ませる気か?」「あの子はロボットじゃない」などの声が聞かれた。
実際は総合プロデューサーから「休憩しなさい」とストップがかかっていたという。しかし小彩旗はインタビューで、「時間を表現するのに、止まるわけにはいかない」と、自らの意思で回り続けたことを語っている。(翻訳・編集/Mathilda)
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