Record China 2014年2月2日(日) 8時10分
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28日、英紙・タイムズは子供から電話で「愛してるよ」と告げられた中国の親たちの反応を探った中国のテレビ番組を紹介した。資料写真。
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2014年1月28日、英紙・タイムズ(電子版)は中国のテレビ番組で行われた興味深い実験の結果を紹介した。30日付で中国・参考消息網が伝えた。
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21世紀の中国の親たちは、子供が電話で「愛してるよ」と言ってくることに対し、心の準備ができていないようだ。中国で「愛してる」という言葉を日常的に使う家庭はまだまだ非常に少ない。子供からこう言われた親は戸惑いながらも、うれしく思うだろう。
江西省のテレビ局が1年ほど前に行った実験で、離れて暮らす子供たちが親に電話をかけて「愛してるよ」と伝えた。すると、「私も愛しているよ」と答えた親はごく少数で、ほとんどの親が戸惑いを見せた。最近では、同様の実験を行ったユーザーがネット上に動画を配信して、「コントよりも面白い」と話題になっている。
「ママ、愛しているよ」と娘に言われた母親は、「はいはい。何が買いたいの?」「ひょっとして妊娠した?」「お金ならもう送ったよ!」と疑心暗鬼に。「愛してるよ」と息子に言われた父親は「酔ってるのか?」「何バカなこと言ってるんだ」といぶかしがった。
「愛してる」という言葉は中国では一般的ではない。日本や韓国の家庭でもそれほど使われてはいない。専門家は「使われていないからといって、愛がないわけではない。多くの中国人はそういう言葉をいちいち口に出す必要はないと考えている。中国の親たちは否定的な言葉を使って子供の教育を行うが、積極的な言葉で親の愛情を強調することはない」と指摘している。(翻訳・編集/本郷)
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