Record China 2014年2月1日(土) 2時10分
拡大
31日、新華社によると、インドの女性政治家が28日、「暴行事件の被害女性は服装が不適切で、自業自得だ」との意味合いがある発言をしたという。写真はインドの女性。
(1 / 3 枚)
2014年1月31日、新華社によると、インドの女性政治家が28日、「女性に対する暴行事件は、被害者の自業自得だ」との意味合いがある発言をした。
【その他の写真】
同女性政治家は「被害者は不適切な服装で、不適切な時間に不適切な場所に行っており、『自ら進んで』暴行を受けているようなものだ」と話したという。
この衝撃発言をした女性政治家はインド与党・国民会議派所属のアーシャ・ミアル女史である。ミアルさんはフェミニズム集会の演説で、女性の安全の問題について、「女性は自分たちの服装や外出する時間に注意する必要がある。犯罪者を刺激するような行動は慎むべきだ」と述べた。
ミアルさんは2012年12月に首都ニューデリーで発生した無認可バスでの集団暴行事件を例に挙げ、「被害者はなぜ深夜に友人と出かけたのか。夜の11時に出かけて映画を見る必要が本当にあったのか」と指摘した。更には13年8月に雑誌の取材のため、ムンバイの廃工場で写真撮影していた女性カメラマンが5人組の男に暴行を受けた事件についても、「どうして、そのような人気のない場所に行ったのか」と話している。
発言はたちまちインドで大騒ぎとなり、激しく非難するフェミニストも少なくなかった。ミアルさんは28日に記者会見で、「自分の発言は一政治家として、コミュニケーション能力に欠けたものであり、他人の気持ちを無視した言い方だったかもしれない」と認めている。
インド紙『ヒンドゥスタン・タイムズ』によると、ミアルさんは「私の発言で傷ついた人がいるのなら、本当に申し訳ない」と話しており、所属する婦女委員会の除名処分を受ける可能性もあるという。(翻訳・編集/XC)
この記事のコメントを見る
Record China
2014/1/31
2014/1/30
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る