Record China 2020年8月1日(土) 21時20分
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1日、韓国・朝鮮日報などによると、2月に韓国南東部・大邱の教会で起きた新型コロナウイルスの集団感染で、当局による防疫活動を妨害したとして、新興宗教団体のトップが1日未明、逮捕された。写真は大邱。
2020年8月1日、韓国・朝鮮日報などによると、今年2月に韓国南東部・大邱(テグ)の教会で起きた新型コロナウイルスの集団感染で、当局による防疫活動を妨害したとして、新興宗教団体のトップが1日未明、逮捕された。
新天地イエス教会の李萬熙(イ・マンヒ)総会長(88)は今年2月、教団幹部と共謀して防疫当局に信者の名簿や集会場所などに関する情報を偽って報告。感染拡大を防ぐための業務を妨害したとして、感染症予防法違反の疑いが持たれている。また、2015年から昨年まで、自治体の許可なく公共施設で宗教行事を開いた疑いもある。
ソウル近郊の水原(スウォン)にある水原地裁は李総会長に証拠隠滅の恐れがあるとして逮捕状を出し、水原地検が1日未明、逮捕した。
検察はこれまでに感染症予防法違反や証拠隠滅教唆などの疑いで教団の幹部3人を逮捕。李会長には7月17日と23日の2回にわたって事情聴取を行い、28日に逮捕状を請求していた。
李総会長の逮捕に、韓国のネットユーザーからは、「拘束は当然だ」「徹底捜査を望む」「厳罰に処すべきだ」などと厳しい声が上がっている。
また、教団での集団感染は、韓国での感染拡大のきっかけともなったことから「全国の子どもが学校に通えなくなった」との恨み節も。
その他「感染初期の対応は政府にも問題があった」「国の失敗を一団体になすりつけているだけでは?」などと政府の責任を問う声や「この事態が歴史にどのように記録されるだろうか?」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)
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