タイ情勢、観光業に打撃、旧正月連休控えた中国人からキャンセル相次ぐ―米メディア

Record China    2014年1月29日(水) 17時3分

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27日、米ブルームバーグによると、タイの反政府デモ隊による首都封鎖の影響で、31日から始まる春節(旧正月)休暇期間中の中国からタイへの旅行はキャンセルが相次ぎ、観光業への影響が懸念されている。写真は14年1月、タイの反政府デモ。

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2014年1月27日、米ブルームバーグによると、タイの反政府デモ隊による首都封鎖の影響で、31日から始まる春節(旧正月)休暇期間中の中国からタイへの旅行はキャンセルが相次ぎ、観光業への影響が懸念されている。参考消息網が28日付で伝えた。

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タイのソムサック観光・スポーツ相は23日、1月に同国を訪れる観光客が半減し、100万人程度になる見通しを明らかにした。タイ観光協議会によると、中国が先週、国民に抗議活動が行われている地域を避け、不必要な旅行を考え直すよう警告したため、観光収入が最大225億バーツ(約700億円)減少する可能性があるみられている。

タイ政府の統計によると、昨年バンコクを訪れた中国人観光客は前年比46%増の約420万人に上った。ソムサック観光相は「例年であれば、春節休暇中に約30万人の中国人観光客が押し寄せる」とした上で、「今年は航空各社が特に中国便を中心に減便すると見込んでいる」と語った。

タイの旅行業協会によると、バンコク近郊の二つの国際空港では、外国人入国者の4人に1人が中国本土、香港、台湾からだという。

プーケット島とバンコク旅行を取り止めた武漢市の男性は「婚約者と行く予定だったが、現地の情勢が不安でキャンセルした。香港行きに変えた」と話している。(翻訳・編集/NY)

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