2014年1月27日、テレビアニメ「サザエさん」の磯野波平役などで親しまれた声優、永井一郎さんが死去した。中国メディア騰訊網などが日本メディアの報道を引用し伝えた。

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永井さんは27日午後0時半頃、広島市内のホテルの部屋の浴槽内で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。病死とみられる。82歳だった。

「機動戦士ガンダム」のナレーターのほか、「らんま1/2」の八宝斎、「ドラゴンボール」のカリン様、「うる星やつら」の錯乱坊など、幅広い役をこなした永井さんについて、騰訊網は「日本アニメ界の伝説的声優」と紹介し、「日本アニメの発展とともに歩んだ人生だった」と伝えた。

日本アニメのファンが多い中国でも、中国版ツイッターと呼ばれる短文投稿サイトやニュースサイトのコメント欄に、追悼メッセージがたくさん寄せられた。以下はその一部。

「偉大な人物がまた一人…」

「あまりに突然すぎる」

「渋さとコミカルさを兼ね備えたお声が大好きでした。二度と聞くことができないなんて」

「ついさっき、『名探偵コナン』で声を聞いたばかりだったのに。信じられない…」

「天国にまた一人、天使が増えたね」

「82歳まで現役。本当にお疲れさまでした」

「永井さんの声とともに、少年時代を過ごしてきました。ご冥福を心よりお祈りします」

「日本は嫌いだけど、今回ばかりは、少し悲しい」

「みんなで故人を追想しよう」

「（『HUNTER×HUNTER』の）ネテロ会長！天国でもお幸せに」（翻訳・編集/NY）