世界遺産「平遥古城」の城壁を救え!―山西省平遥市

Record China    2007年5月25日(金) 13時59分

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2007年5月23日、世界文化遺産のひとつ「平遥古城」の城壁に倒壊のおそれがあるとして、山西省平遥市ではもっとも傷みがひどい東便門の修復に乗り出した。

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2007年5月23日、山西省平遥市の世界文化遺産「平遥古城」のうち、倒壊の危機にあった東便門の城壁修復工事が始まった。

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東便門は1960年代に住民の交通不便を改善するため、上東門と下東門の間をくりぬいてトンネル道にしたのだが、最近東便門とその付近の城壁に無数の亀裂が入っていることが判明した。大雨が降れば城壁が広範囲にわたって崩れ落ちる可能性が大きいため、今回の修復となった。 ***

「平遥古城」東便門の城壁修復は、2004年10月17日に南城門が突然崩壊して以来、初めての大がかりな修復工事であるとのこと。(翻訳/編集本郷智子)

平遥古城

所在地、中国山西省平遥市

世界文化遺産登録年月日、1997年12月3日

城壁の周囲 全長6.4km

城壁の高さ 8m〜12m

城壁の幅 3m〜5m

建築時期 紀元前9〜8世紀および14世紀

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