仏RFIの中国語版サイトは22日、フランスは英国に追随し、中国の通信機器大手ファーウェイ（華為技術）を捨てるとする記事を掲載した。

記事によると、英国が次世代通信規格「5G」に関連する機器調達からファーウェイ製品を排除することを決定したのに続き、フランス当局は、ファーウェイの5G製品を調達した国内の通信業者に対し、製品の使用免許の更新はできないと非公式に通達した。

英国がファーウェイ製品の使用禁止を直接発表したのとは異なり、フランスは非公式の通達という形をとっている。

ロイター通信は22日、フランス当局が、ファーウェイの5G製品の使用を計画していた同国の通信業者のSFRとブイグテレコムに対し、製品の使用免許の期限が切れれば更新はできないことを通達したと伝えた。

ロイターによると、フランスの国家情報システムセキュリティー庁（ANSSI）は今月、国内の通信業者に対し、ファーウェイ製を含めた製品について、免許を取得すれば3～8年間は使用できると通達した。ただファーウェイ製品を現時点で使用していない通信業者には、ファーウェイ製品を新たに採用することは避けるよう呼び掛けた。（翻訳・編集/柳川）