Record China 2020年7月20日(月) 22時20分
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19日、韓国・慶南新聞は、慶尚南道昌原市の商店店主らが慰安婦像の移転を求める署名運動を行っており、波紋が予想されると伝えている。写真は昌原市。
2020年7月19日、韓国・慶南新聞は、慶尚南道昌原市の商店店主らが慰安婦像の移転を求める署名運動を行っており、波紋が予想されると伝えている。
同像は、昌原市民の募金により2015年8月に同市馬山合浦区午東洞の文化広場入口に設置されたが、酒に酔った男に小便をかけられたり、足首部分に自転車のチェーンロックをかけられたりするなど数多くの「被害」を受け、物議を醸していた。そのため同市は「昌原市日帝下日本軍慰安婦被害者支援条例」に元慰安婦に関する記念造形物を保護・管理する条項を追加するなど、慰安婦像の法的保護を推進。これにより問題は一段落していた。
ところが、同市の商店店主らは先月29日に慰安婦像移転に向けた署名運動を開始した。今月中に1000人の署名を集め、市に提出する予定という。店主らは「慰安婦像は商圏活性化の助けにならない」とし、「署名運動をきっかけに慰安婦像を安全に追悼できる場所に移し、現在の場所には小さい公演会場を作れば商圏が活性化する」と話した。また「現在、慰安婦像がある場所は風俗街であるため、少なくとも酔っ払いに損壊されないよう文化広場の中心部分に移すべきだ」と主張したという。
これに韓国のネットユーザーからは「『慰安婦像は商圏活性化の助けにならない』の一言でその後の言い訳が全てざれ言に聞こえる」「そこの商圏の店の不買運動を始めよう」「そこの市場には行きたくない」「今商売がうまくいかないのは全国どこでも同じだよ」など反発の声が上がっている。
一方で「風俗街に設置された経緯をまずは調べるべき」「『活性化の助けにならない』との部分は納得できないけど、『酔っ払いに損壊される可能性があるから移転すべき』の部分はある程度共感できる」「現在の場所は問題がある。10メートル先のスナックを慰安婦像が眺めているのはちょっと…」「慰安婦像にとって何の助けにもならない場所だ。移転するべき」など賛同する声も数多く上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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