2014年1月22日、米ニューヨークで19日に起きた、警察官が中国系の老人を負傷させるという事件が、中国のネット上で話題となっている。

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警官は老人が横断禁止の道路を渡ろうとしたため制止。違反切符を切ろうとした隙に、逃亡を謀ったために取り押さえた。その際、老人は頭に4針を縫うけがを負った。

中国の大手ポータルサイト・新浪はネットユーザーに対し、事件についてどう思うかを5つの項目から1つ選ぶ形式でアンケート調査を行った。22日午後1時の時点で、約4万2000票が集まっている。

最も多かったのは「老人がルールを守らなかった。警察の行為は正しい」で、30．7％だった。一方で、「警察の反応は過剰であり、民族差別の疑いがある」も26．7％と高い得票率となっている。以下、「みだりに道路を横断するという中国人の悪習が根底にある」が24．2％、「警察官は制裁を受けるべき」が15．6％、「分からない」が2．7％だった。

また、中国版ツイッターには、以下のようなコメントが寄せられている。

「自業自得としか言いようがない」

「米国では警察に従わないと撃ち殺される。そこは中国だと思ったか？」

「米国の警察はどうしてこんなに暴力的なのか」

「相手はただの老人。テロリストでもあるまいし、やり過ぎだ」

「老人は習慣でつい（道路を）渡ってしまったのだろう」

「また、われわれ中国人全体が反省しなければならないことが起きた」（翻訳・編集/北田）