Record China 2020年7月17日(金) 13時20分
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16日、環球時報は「ステルス戦闘機の時代に、どうしてなおも『ドッグファイト』が必要なのか」とする記事を掲載した。写真はステルス戦闘機。
2020年7月16日、環球時報は「ステルス戦闘機の時代に、どうしてなおも『ドッグファイト』が必要なのか」とする記事を掲載した。
記事は、近ごろネット上で中国空軍が近距離の空中戦闘訓練を行う動画が拡散し、注目を集めるとともに「どうして今の時代に『ドッグファイト』の訓練をする必要があるのか」という疑問の声も出たことを紹介した。
その上で、軍事専門家の張学峰(ジャン・シュエフォン)氏が「一部の国ではすでにステルス戦闘機が配備されているものの、近距離の空中戦訓練は戦闘機パイロットにとっては必修科目であることに変わりない」と語り、「ドッグファイト」訓練がパイロットの作戦意識を培い、戦闘機の飛行性能を把握し、状況把握能力を高めるのに役立つとしたことを伝えた。
張氏はまた、第5世代戦闘機や中距離空対空ミサイルの出現により交戦距離は視界内から視界外にまで拡大したとする一方で、必ずしも接近戦が歴史の舞台から消え去るわけではないと指摘。第4世代と第5世代の戦いであれば、第5世代が視界外から有利に戦いを展開することができるが、第5世代同士の戦いとなると、戦闘機のレーダーが視界外にて敵機を確かに捉えられるか、レーダー誘導中距離空対空ミサイルがステルス性能を持つ目標を確実に攻撃できるかが未知数だと説明した。
そして、視界外で解決できないとなれば、パイロットはやりたくなくてもやはり視界内での接近戦を展開する必要があるのだとしている。(翻訳・編集/川尻)
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