マイナーな地方名物がコロナ禍下で人気爆発!柳州の「タニシビーフン」って何?

フライメディア    2020年7月16日(木) 22時50分

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ここ数年、ECサイトで大人気となり、「網紅(ワン・ホン/ネットで人気)」としてもSNSで話題となっているのが「螺蛳粉(ロウ・スゥー・フェン)」、柳州(広西チワン族自治区)名物のタニシビーフンだ。

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ここ数年、ECサイトで大人気となり、「網紅(ワン・ホン/ネットで人気)」としてもSNSで話題となっているのが「螺蛳粉(ロウ・スゥー・フェン)」、柳州(広西チワン族自治区)名物のタニシビーフンだ。

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この「螺蛳」がタニシという意味で、「粉」はビーフン(ライスヌードル)のこと。タニシなどで作ったスープに、ゆでたビーフンや酸味のあるタケノコ(酸笋)、ササゲ(酸豆角/インゲンに似た野菜)の漬物などが入っている。強い酸味とスパイシーな味が特徴なのだが、くせのある独特な香りがするので、臭みがあると思う人もいて、好き嫌いがはっきり分かれる。

さて、今回、若者の間で急速に話題が広がったことに一役買ったのが、ECサイト(ネット通販)そして、李子柒(リー・ズゥ・チィー)さんだ。李さんは、国内のみならず海外でも有名なビデオブローガーで、また人民日報とコラボしたことも話題となり、「螺蛳粉」は、瞬く間に“網紅”となった。

最近では、新型コロナウイルスの影響を受け、外出自粛でおうち時間が長かったことも追い風となり、自宅で調理できるインスタントの「螺蛳粉」が手軽で便利だと好評価を受け、スーパーやコンビニなどでも販売される。

ところで、ビーフンといえば、桂林の名物「桂林米粉(桂林ビーフン)」が“全国区”で有名だが、桂林も柳州も広西チワン族自治区に位置する。広西チワン族自治区は、中国最大の少数民族・チワン族をはじめ、多くの民族が集住し、また風光明媚な名所があり、多彩な文化が息づくエリアである。

日本でも、桂林は「桂林山水甲天下(桂林の山水は天下に甲たり)」として名が広く知られている。今は、なかなか現地に行くことはできないが、おうちで地方の名物を食べ、旅のグルメ気分を味わうのも楽しみの一つになりそうだ。(提供/フライメディア)

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