<中華ボイス>安重根記念館の開館、「それは中国の安倍政権への“失望”の表れ」―日本問題専門家

Record China    2014年1月20日(月) 19時50分

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20日、東北アジア及び日本問題の専門家は「今月19日にハルビン駅で安重根記念館が開館。これは朴槿恵大統領との約束を果たす意味があるが、安倍政権に対する中国の失望の表れのほか、韓国との関係強化といった狙いもある」と分析した。写真はハルビン駅の安重根記念館。

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2014年1月20日、中国黒竜江省ハルビン駅に安重根(アン・ジュングン)の記念館がこのほど開館。彼は日本の初代総理大臣である伊藤博文を暗殺した韓国人として有名で、韓国や中国で彼を英雄と称える者もいる。

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中国・黒竜江省社会科学院東北アジア研究所所長を務め、東北アジア及び日本問題の専門家である●志剛(●=竹冠に旦、ダー・ジーガン)氏は、「中国は長年に渡り、中日関係と両国民の感情を考慮し、政治的な暗殺を支持しない姿勢に則り、安重根に関しては傍観者の立場を貫いていた。そのため、韓国民間人士が中国で安重根の像を設置することを許可していなかった。ところが、今月19日にハルビン駅で安重根記念館が開館。これは2013年の朴槿恵(パク・クネ)大統領訪中時に両国指導者が交わした約束を果たす意味があるが、安倍政権に対する中国の失望の表れのほか、韓国との関係強化といった狙いもある」と安重根記念館開館に関する中国側の思惑を分析した。(翻訳・編集/内山)

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