「航海の日」の温故知新 今こそ鄭和の精神を

CRI online    2020年7月12日(日) 0時0分

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15世紀の明の時代、武将・鄭和は7回にわたって航海し、30の国と地域を訪れ、語り継がれる美談の数々を残しました。そして今から15年前の7月11日、鄭和の航海600周年に当たるこの日に合わせて、毎年7月11日は中国の「航海の日」に定められました。今年の「航海の日」のテーマは「手...

15世紀の明の時代、武将・鄭和は7回にわたって航海し、30の国と地域を訪れ、語り継がれる美談の数々を残しました。そして今から15年前の7月11日、鄭和の航海600周年に当たるこの日に合わせて、毎年7月11日は中国の「航海の日」に定められました。今年の「航海の日」のテーマは「手を携えて共に行き、世界のスムーズな物流を維持しよう」です。

 習近平国家主席はこれまで様々な場で鄭和の物語に触れ、「彼の航海が歴史に刻まれた理由は、先進的な船と砲ではない。宝の船と友情によるものだ」と語ってきました。

2019年4月26日、習主席は北京で開かれた第2回「一帯一路」国際協力ハイレベルフォーラムの開幕式に出席し、「『一帯一路』の麗しい未来を共同で構築する」と題した基調演説を発表した。

 600年以上も前に、鄭和は中国東南部沿海から馬六甲海峡に沿って船を進め、インド洋を経由し、大西洋の岸に到着して人類の航海史上の新たな1ページを切り開きました。そして今日、我々は古代シルクロードの精神を引き継ぎ、「一帯一路」を共同で建設しています。これは歴史の流れに沿って未来へと向かう、時代が選んだ道です。

 現在、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が依然として続いています。中国はパートナーたちと共に、「一帯一路」を試練に対応する協力の道、人々の健康を維持する道、経済と社会の回復を促進する道、発展の潜在力を解き放つ道として建設していくことを願っています。

 「一帯一路」を共同で建設し、「人類運命共同体」の構築を、手を携えて推進します。我々が助け合いを続けさえすれば、開放と協力の歩みが感染症によって止められることはありません。美しい明日を迎えるための我々の努力が、古代シルクロードのように連綿と続き、後代に恩恵をもたらすことを祈ります。(提供/CRI

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