米中軍艦の異常接近、「中国側の英語力不足も原因」と米海軍司令官―英メディア

Record China    2014年1月19日(日) 9時35分

拡大

15日、米太平洋軍のサミュエル・ロックリア司令官は、先月南シナ海で中国と米国の軍艦が異常接近した原因の1つに、中国側の英語力不足を挙げた。写真は中国の空母。

(1 / 2 枚)

2014年1月15日、ロイターによると、米太平洋軍のサミュエル・ロックリア司令官は、先月に南シナ海で中国と米国の軍艦が異常接近した原因について、中国側の経験不足と双方の意思疎通が不十分だったことを挙げた。17日付で新華網が伝えた。

その他の写真

米海軍のミサイル巡洋艦「カウペンス」は当時、中国初の空母「遼寧」の監視活動に当たっていた。米国防省の関係者の説明によると、昨年12月5日に中国の軍艦がカウペンスの前方500mまで接近。カウペンスが回避措置を取ったため、衝突は免れた。

ロックリア司令官は海軍のシンポジウムに出席し、「中国の小型軍艦は経験が不足していたと思われる。われわれはそれを理解しなければならない」と指摘。また、言葉の障壁も理由の1つだとして、「米国側の船員が英語で呼びかけても、中国側の船員は限られた英語でしか返答できない。われわれの言葉を彼らがどのように理解しているのかは誰にも分からない」と語った。

「米海軍はこの事件の原因を詳細に調査し、すでに中国側と率直な意見交換を実施。米中双方は互いに相手の観点を理解している」と同司令官は話している。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携