慰安婦デモはどうなる?韓国ソウル、コロナ対策で日本大使館前の集会を全面禁止に

Record China    2020年7月6日(月) 12時20分

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3日、韓国・聯合ニュースは「日本大使館前にある慰安婦像周辺での集会が、新型コロナウイルス感染拡大の防止を理由に全面禁止となる」と伝えた。写真はソウル・日本大使館前の慰安婦像。

2020年7月3日、韓国・聯合ニュースは「日本大使館前にある慰安婦像周辺での集会が、新型コロナウイルス感染拡大の防止を理由に全面禁止となる」と伝えた。

ソウルの日本大使館前では元慰安婦支援団体「正義記憶連帯(正義連)」が毎週水曜日に慰安婦問題解決のためのデモ「水曜集会」を開催してきた。最近では、保守陣営による反対集会も開かれ問題となっていたが、関連団体がこの場所で開催を届け出た集会は、すべて禁じられるという。

関係当局によると、ソウル市鍾路区は3日午前0時から日本大使館一帯での集会・デモなどの集合行為を禁止した。大使館の道路を挟んで向かい側にある慰安婦像も禁止区域に含まれる。期限は感染症危機警報の最高レベル「深刻」が解除されるまで。この措置は感染症予防法に基づくもので、違反すれば集会主催者と参加者に300万ウォン(約27万円)以下の罰金が科される。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「水曜集会の時は何もしなかったのに、反対集会に指定席を奪われたら、この措置だ。集会させないように市長が仕組んだんだろう」「(正義連の前理事長で与党「共に民主党」議員の)尹美香(ユン・ミヒャン)を拘束し、正義連は解散させるべきだ」などのコメントが寄せられている。

その他「銅像に過ぎない少女にマフラーとマスクを着けてやったり、座り込みデモをしたり。ご存命の(元慰安婦の)おばあさんたちに、一度でも食事をごちそうするぐらいのことはしたのだろうか」「生きているおばあさんには雑言を吐き、銅像を神のように扱っているなんて…」「銅像を神聖視しないで、少なくなってしまったご存命のおばあさんたちに安心して余生を過ごしてもらえるようにすべきだ」「水曜集会がなくなれば、反対集会だってなくなるよ。水曜集会を徹底してやらせなければいい」など、「水曜集会」に対する批判も殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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